「その日初めて会って仲良くなって」
所有者の男性は、日本テレビのインタビューに応じており、そこではこう語っている。
「車をお預かりして、アシがないと困るだろうと言うことで代車として車をお貸ししたんです。その日初めて会って仲良くなって、電話番号の交換しかしていなかったので…」
インタビューでの「肉声」はここまでだが、この所有者の言い分として、
「携帯電話が故障し、相手の連絡先が分からなくなった」
というナレーションが入っている。ここまで見ただけでも、
「使っていた人が誰だか分からない」
「使っていた人に迷惑がかかるので、それが誰かは明かせない」
「連絡先が記録されているケータイが壊れたので連絡できない」
という、お互いに矛盾する主張が並んでおり、何が事実なのか不明な状態だ。
さらに、フジテレビのインタビューでは
「車を代車としてお貸しする、と。バンパーとかそういう損傷はなくって、ほんの5センチぐらいちょっとこすったかな、という傷があるだけなんですよ。クビにされてどうの、ってのはないんですよね」
と、車には「当て逃げした時に付くほど激しい傷は付いていない」という趣旨の主張をしている。