「今度は自分がオーガナイズしていけるようになったらいいなあ」
さらに、中田さんは7月1日に香港で開催される FIFAの公式試合「香港返還10周年記念FIFAワールドオールスターズVS中国代表」に出場が決まっており、公の場での試合にも積極的に出場するようになってきたのも事実。となると現役復帰もないとは言えないのではないか。中田さんのマネジメント事務所のサニー・サイドアップはJ-CASTニュースに対し、
「チャリティマッチに出場して公の場所に出るなど状況は変わってきましたが、現在のところ(復帰の)予定はありません」
と、復帰については否定している。
一方、中田さんは6月15日のHPのなかで、
「こうやって観ている人も、やっている側も、みんなが楽しめるような試合を、これまでは自分が参加させてもらう側だったけど、今度は自分がオーガナイズしていけるようになったらいいなあと思った」
「サッカーを通じてならば、きっと、世界中で起こっている問題だって、少しだけ解決が出来るような、そんな気がする。サッカーなら、そんな手助けが出来るんじゃないかと、こうやって旅しながら、最近強く思い始めている」
と語っており、「現役選手」とは違った形でサッカー界復帰を望んでいる様子も伺える。
これについて同事務所は、
「現在のところ(試合の主催をするなどの)確定している予定はない。ただ、本人の意向はメール(HPの「Hide's Mail」のこと)にあるとおりです」
としており、試合の主催者などの形でサッカー界に「復帰」する意思を持っているのは確かなようだ。