「我々は総合的に判断している」
琴浦町はJ-CASTニュースの取材に対し、
「町民の方がバタバタしてしまうのは良くないので、変わることはないと思う。これで、(これまでのゴタゴタを)解決したい」
と述べており、あくまでこの修正案で最終的な「解決」を図りたい考えだ。
しかし、この修正案に対し、在日本大韓民国民団鳥取県地方本部は「怒り心頭」の様子だ。
「とんでもないですよ。(今回の修正は)右翼の街宣活動に屈してしまったもの。設立の際にそれぞれの想いがあって『日本海』『東海』と入れたものだ。今後(韓国と)国際交流しないということで、『日本海』にするという話なら理解できる。だが、交流するのであれば相手を思いやらなければならない。認め合って尊重し合ってこそ国際交流できるというものだ」
民団鳥取県地方本部は6月27日に琴浦町に対し、表記を元に戻すように抗議を行うほか、同町と意見交換をすることを明らかにした。
修正案が「右翼に屈してしまった」かどうかについて、琴浦町は、
「そういう意味ではない。民団さんの『想い』もあるんでしょう。我々は総合的に判断している」
と否定している。