車内レイプ「女性がワルい」 市民記者記事に非難轟々

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女性全般が不快に思った

   この記事の配信直後から、「はてなブックマーク」ではこの記事へのブックマークが100以上つけられ、「この事件で最低で最悪の記事ですな」「ひどすぎる」などと批判のコメントが相次いだ。

   これに対し、同じ ライブドア で女性の話題を中心に取り上げるニュースサイト「独女通信 」までもが噛み付いた。

   同サイトの07年6月18日付けの「独女通信がPJ記者に物申す」と題した記事では、

「女性から見ると、この男性記者の言い分は女性を取り巻く世界をまったく理解していない、的外れなものだといえる」

と厳しく批判。

自分より腕力の強い人間に、デリケートな部分に土足で踏み込まれたときの恐怖感が想像できていない。見知らぬ「ネットジャーナリスト」にいきなり話しかけられても本音は言えない。服装の派手さと痴漢被害が直結しているわけではない。「被害にあった女性が悪い」と言うのは、窃盗の被害者に「お金を持っているのが悪い」と言うに等しい。

   このように、「女性の視点」から徹底的に批判している。

   女性の「ホンネ」を描くことが多い「独女通信」にしては珍しい「直球」記事。そして、ともにライブドアにニュース配信している間柄でありながら、ここまで「噛み付いた」のはなぜなのか。

   「独女通信」担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、次のように話す。

「(ライブドア社内などで)女性全般が不快に思ったところからはじまりました。『これはないんじゃないか』と。(PJニュースの配信先が)ライブドアだからと言っても反論したい、女性を代表したニュースサイトとして『一言言っておきたい』という気持ちがありました」

   PJニュースの配信後、ライブドアには「セカンドレイプではないか」とPJニュースの記事を批判するメールが50通ほど寄せられていたという。そうした反響もあり、「黙ってられない」と反論記事の掲載に至ったようだ。

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