「ドリカム」は投資家心理を前向きにさせる?
「ドリカム」については、大和総研のホームページに07年5月15日付けで分析レポートが掲載されている。分析に使われたのは、ビデオリサーチが年2回調査している「テレビタレントイメージ」と、TOPIX。02年2月から07年2月までをグラフ化すると、ドリカム人気が上がった時に株も上がった比率は85.7%。逆に人気が下がった時に連動したのは66.7%で、「強い相関がある」ことがわかったのだという。
ドリカム人気が株価と連動する理由としては、
「身近で現実的と思える歌詞を柔らかい音楽に乗せて歌う。こうしたリアルな歌が注目される環境は、投資家を含めた人々の気持ちの充実が背後にあるだろう。そして投資家心理が前向きになり易く、株価も上昇し易いのではないだろうか?」
と書いている。
この調査研究には多くの人が興味を持ったようで、相当数のブログが書かれている。
「因果関係がイマイチ不明で何と言ったら良いのか解りませんが、株取引の参考になるかも」
「ドリカムの人気を確認しながら、株を買えば一攫千金も夢じゃない!?まあ、すべての株が値上がりする訳じゃないですからね」
「ドリカムとかサザエさんとか、身近な話題から切り込んでいけば、株価などの難しい話題にも興味を持てる好例だと思いました」
といった肯定的な意見が目立って多かった。