ソフマップ通販サイト価格1ケタ間違いで騒動

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3年前には、同様ケースで大騒動

   先述の2ちゃんねるのスレッド、現在は16スレッド目に突入しており、「\19,800」での販売に応じないことへの批判も散見される。

   だが、実は3年前には、同じようなケースで騒動となり、大損失を出した例があった。
   大手商社の丸紅が運営していた通販サイト「丸紅ダイレクト」は03年10月31日、本来は19万8,000円と表示すべきPCの価格を誤って1万9,800円と表示。皮肉なことに、正しい金額も誤った金額も、今回のソフマップの例と全く同じだ。ネットユーザーがこれに気づき、11月2日頃から「祭り」が発生した。その結果、およそ1,000人から1,500台の注文が殺到した。サイト運営側はこれに気づき商品の紹介ページを削除、お詫びと売買契約のキャンセルを通知するメールを申し込んだ全員に送った。これに申込者が猛反発したため、11月6日になって「希望者には1万9,800円で販売する」と決断、いわば「投げ売り」を余儀なくされた。この措置で会社は2億6,000万円以上の損失を被り、サイトも閉鎖に追い込まれた。

   3年前と今回との違いははっきりしないが、ゼロ一つの間違いが重大な結果を招きかねない、という点は変わらない。

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