ここ1ヶ月、「生意気キャラ」として知られる女優の沢尻エリカさん(21)の「奔放ぶり」が加速している。免許を取って半年余りなのに若葉マークを付けずに愛車を乗り回していたことを写真誌に暴露されたり、新製品発表会で「腰痛いんだけど」と言い放ったり。女優の長沢まさみさん(20)とラジオで初共演をした際には「女優人生、旅人生だよ」と「訓話」を披露してみせるなど、「キャラ」は強まるばかりだ。
女優の長沢まさみさん、すっかり「妹分」に
エリカ様の「奔放キャラ」が加速している
「フラッシュ」の5月29日号には、免許を取ってから半年足らずの沢尻さんが、初心者マーク無しで愛車を乗り回している姿を報じられている。この行為は道交法違反なので、これだけでも問題なのだが、このエピソードを「週刊現代」の6月16日号が取り上げ、さらに「余波」があった、と報じている。真偽のほどは不明だが、愛車がBMWだったことから、国産車メーカーとのCM契約が破談になりかけた、というのだ。
また、同号では、最大手広告代理店「電通」でタレントをCMに起用する際の参考資料「CMスカウティングレポート」なるものを掲載している。これも本物かどうかは不明だが、40人分が要約して掲載されており、もちろん沢尻さんも含まれている。それによると、「ペプシCMのように先行するライバル商品への挑戦役には最適」とのプラス評価を受けながらも、「人前でも平気でガムをクチャクチャ。アンチ優等生の強烈な個性は一長一短。安易なCM起用はできず、ギャンブル性が伴う」と、厳しくマイナス面を指摘されている。
6月6日に、新型携帯電話の記者発表会に登場した際には、報道陣からポーズを要求されて、「拍手が足りなーい!」とおどけてみせたり、「えーっ、腰痛い」と言い放つ一幕があった。このような場で「アンチ優等生的発言」が飛び出すのは異例だ。
6月8日に埼玉県のFM局「NACK5」で放送された番組では、沢尻さんと長沢まさみさんが初共演。長沢さんは敬語で話していたが、沢尻さんはタメ口で、終始、姉御キャラだった。特に、一人旅について話が及ぶと、
「旅は、ガンガン行った方がいいと思うよ。いろんなとこ行って、いろんな人に触れ合って。それってすごく仕事に繋がるし、やっぱ自分に返ってくる投資だから。(略)いい投資をしていくと、より良いオトナになれるんじゃないかな、と思う。女優人生、旅人生だよ」
と熱弁を振るった。長沢さんは、
「お、森本レオさんも同じこと言ってましたよ。女優は旅をしろ、って」
と、妙に納得。もうすっかり「妹分」、といった様子だった。
折口会長との「親密交際」が取りざた??
また、沢尻さんはここ数日社会面をにぎわせている「コムスン騒動」にも巻き込まれてもいる。東京スポーツは2007年6月11日、1面に折口雅博・グッドウィルグループの会長と沢尻さんら芸能人3人の写真を掲載、「親密交際」が取りざたされたことを報じているのだ。もっとも、記事中で沢尻さんについて触れている箇所は
「結局調べてみると折口さんと沢尻は数年前に国内で食事をしただけでしたね。沢尻が折口さんをふったようですよ」
という部分のみで、沢尻さんの写真についたキャプションも「折口会長をふったといわれるエリカ様。さすが女王だ」。ほとんど冗談のような記事だと言っても良さそうだ。
1ヶ月でこれだけ話題が出てくる例も珍しいが、それも「女王様」の人気の一端を占めるものなのかも知れない。