「もったいない」がブーム? 商社や自治体が取り組む

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岐阜県で「もったいない家族」キャンペーン

   滋賀県のお隣の岐阜県では、「もったいない家族」というキャンペーンを企画している。市民からの登録を募り、「シャワーの時間を1日1分減らす」「冷暖房の温度設定を見直す」などの省エネに関する宣言をしてもらう。その家で、07年7月から12月までの半年間、光熱費を毎月チェックする「環境家計簿」をつけ、県に提出する。県では、著しい成果を上げた例や、ユニークな省エネの取り組みについては、表彰したり、ウェブサイトで広く広報したい考えだ。

   県の地球環境課では、

「『もったいない』の精神を実践していただくのはもちろん、家庭から排出される二酸化炭素の量はかなりの量ですので、それを削減していきたい、という狙いもあります」

と話している。県では、1,000世帯の登録を目標にしている。

   07年6月6日には、「MOTTAINAIキャンペーン」の関連グッズを購入できるオフィシャルサイトもオープンした。1クリックで植林活動に募金できる「クリック募金」という仕組みも備わっている。

   これらの動きを通して、「MOTTAINAI」の精神は、日本人にとって、ますます身近なものになっていきそうだ。

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