何らかの飲食物を購入することがサービス利用の前提
念のため、J-CASTニュースでも、日本マクドナルドのコミュニケーション部に確認してみたが、
「ウェブサイトにも『マクドナルドの店内で食事をしながらインターネットを楽しみたい!そんな要望にお答えします』とあるように、店舗の付加価値を高めるためのサービスです。お客様第一ですので、ご購入いただいている限りは、自由に(無線LAN)をご利用いただけます」
と話し、あくまでも何らかの飲食物を購入することがサービス利用の前提だという認識を示した。「本業はレストラン」とも述べている。その一方で、飲食物の購入がない場合であっても、
「急用などで、どうしても使わないといけない、という場合には、その旨ご要望いただければ、ご利用をお断りするようなことはありません」
とも話している。
また、Yahoo!BBの公衆無線LANサービスの紹介ページを見ると、こんなことが書いてある。
「『カフェでお茶しながら情報をチェックしたいんだけど』Yahoo! BBが提供する公衆無線LANサービスにお申し込みいただければ、そんなご要望にもすぐにおこたえできます」
ここからも、飲食店で無線LANサービスを利用する時は、飲食物の購入が前提となっていることがうかがえる。
また、この記事を執筆した記者には、06年9月に「書店でログインしたまま放置してあったPCで、他人のミクシィのプロフィールを書き換えた」旨を自分の記事で告白し、多数の批判を受けたという「前科」があることで、炎上状態に油が注がれた形となった。
さらに、今回「炎上」した記事は、6月5日にIT系ニュースサイト「インプレス・ウォッチ」でも、
「蛇足だけれど、マクドナルドの100円で飲めるコーヒーは、値段にしてはとてもおいしい」
という皮肉とともに紹介され、この記事をソースに2ちゃんねるにスレッドが立てられて批判が続くという「延焼状態」が続いている。
ちなみに、この記者は自身のブログで
「私は去年(編注: 06年)の1月にPJニュース資格を取得したものの、当局との対立により席を蹴って立つ形で、本年3月に記者資格を返上させてもらうとメールにて申し出た」
と、市民記者によるニュースサイト「PJニュース」から、オーマイニュースに活動の場を移したことを明らかにしているが、
「もちろんいずれオーマイニュースも見限らねばならないときがくるのかもしれないが」
とも書いており、新たな活動場所を探していることも示唆している。