「PS3」、ソフトもハードも「これから」
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、こうした動きをどう捕らえているのか。同社広報はJ-CASTニュースの取材に対し、「ファミ通」がどんな集計をしているかわからないためコメントしにくい、としながら、
「PS2は非常に強く、06年末の商戦を含め、世界中で相変わらず好調で、今後も売れ続けていくと思います」
と息の長いプラットフォームであることを強調。一方で「PS3」の話題になるとトーンが落ちる。
「夏に向けて新作ソフトを取り揃えているわけで、(期待のタイトルの発売は)『これから』なんです。ハードについては、大画面テレビの普及などで、PS3の機能を十分に理解いただけるようになっていきます」
と話している。つまり、ソフトもハードも「これから」というわけだ。先のエンターブレインも、
「ファミ通に『期待の新作』コーナーがありますが、PS3用ソフトに期待するファンが多く、それらが発売されれば、上位にランクインするだろうと考えています」
と、「PS3」人気に火がつくとすれば、やはり「これから」のようだ。