「在日」と告白しても、何も変わらない
一方、南果歩さんの所属事務所ユマニテは、J-CASTニュースの取材に応じ、やはりこれまで「在日」であることを告白しにくい雰囲気が芸能界全体にあった、と話した。そして、近年、カミングアウトする芸能人が増えていることについて、
「事務所の考え方はそれぞれで、業界に特別何かがあったというわけではないですが、そんな時代になってきた、ということではないかと思います」
と話した。南さんの「在日」告白についてはこう答えた。
「果歩は周囲の人間にはあたりまえのように話していましたし、『告白』というのではなく、これまで(在日ですか?と)質問されることが無かった、というだけなんですよ」
南さんは雑誌のエッセイでも「在日」について書いているようで、「在日」だと広く知られるようになった後については、
「何か状況が変わったか、というと、本当に何も変わっていないんですよ」
ということだそうだ。