三菱東京UFJ銀行とウォルト・ディズニー・ジャパンは2007年5月28日、パソコンや携帯電話から銀行取引や金融の学習ゲームができる、新しいオンラインバンキングサービス「ディズニーおさいふプラス」の取り扱いを開始した。これまでオンラインバンキングにあまりなじみがなかった「20~30歳代の女性やファミリーに利用してほしい」(三菱東京UFJの長田忠千代・執行役員リテール企画部長)という。
三菱東京UFJ銀行が発売した「ディズニーおさいふプラス」
サービスの申し込みは、同行の「キャッスルタウン支店」(「おさいふプラス」専用のインターネット専門支店)に新たに口座を開設する。
金融取引機能は、円預金取引の残高照会や振込・振替、定期預金の預け入れ、外貨預金取引など使用頻度の高い取引に絞ったほか、金融用語の解説集も用意した。
同行は、「3年後50万口座の獲得をめざす」としている。
「おさいふプラス」の学習ゲームは、ディズニーが開発した金融教育のコンテンツ「マジカルバザール」で、パソコンを通じて利用する。ディズニー公式無料ゲームサイト「Disney Games」と連動しており、ポイントを貯めると、ディズニーグッズと交換できる。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの星野康二社長は、「三菱東京UFJとディズニーは1962年から重要なパートナーとして良好な関係を築いてきた、(今回のサービスは)その賜物だ」と話した。