ドイツでも3~4歳の幼児が預けられることがある
同病院の「ゆりかご」を支援し、「赤ちゃんポスト ドイツと日本の取り組み」というビデオを企画しているNPO法人「円ブリオ基金」に、3歳男児が預けられたことについてたずねた。
「ドイツへBaby Klappe(ドイツ版「赤ちゃんポスト」)視察に行った際、偶然3~4歳の幼児が預けられた場面に遭遇した」
関係者はこんな事例を明かした。ほどなく保護者が現れ幼児を引き取ったが、日本でも、幼児が預けられてしまう可能性はもちろんある。これについて、
「一概には言えないが、3、4歳で不幸にも『捨て子』となってしまったとしても、養父母に育てられ幸せな人生を送ることも現実にあるし、命の可能性を信じる方が重要なのではないか」
としている。