日経田勢康弘氏急浮上、という報道も
05年9月には「歴史的大勝利が覆う危機/久米宏『圧勝』」で筑紫哲也『後継指名』へ」と週刊ポストが報じた。郵政解散とも言われ自民党が大勝した衆院選の選挙報道特番で2人が共演したことを取り上げた。
同年10月には、週刊新潮が「筑紫哲也『クビ間近』で日経『田勢康弘氏』急浮上」と報じた。田勢さんは日経新聞の元論説副主幹だ。
TBSはどう考えているのか。J-CASTニュースがTBS広報部に聞いた。電話に出た職員は「御社には広報対応しないことになっています」。
――なぜですか。
「ネット関係の会社には基本的にお答えしないことになっております」
理由はそれだけですか、と聞くと同部幹部の人に代わった。
「おたくの場合、これまでの経緯も(記事の)内容も含めて対応するのは適当でないと判断しました」
――判断したのはだれですか。
「広報部としてです」
――取締役会のような会議で決めたり、社長の指示で判断したのではないのですね。
「そうです。では忙しいので」
筑紫さんは14日夜の番組の終盤、周囲のアナウンサーたちに声をかけ「留守の間よろしくお願いします」とあいさつした。笑顔を浮かべ、少しさびしそうだったが、復帰に意欲満々のようにも見えた。