「私の読者は分かってくれていると思う」
さらに、インタビュー中に、記者が江原氏の著書を全部読んだ訳ではないことがわかり、最後の方には、こんな「投げやり」とも取れるやり取りも登場する。
「霊的視点で見ると、9・11テロは、アメリカの行いが原因か」
「ご想像におまかせします。私の本をちゃんと読んで理解してくれていない方に、そういう話をしても意味がありません」
インタビュー記事は、江原氏の、このような発言で終わっている。
「私の読者は分かってくれていると思う。テレビだけだと浸透力は大きいが、まちがった伝わり方になってしまうかもしれません」
結局は「分かってくれる人だけ分かってくれればいい」と取れなくもないが、では、江原氏が、わざわざ雑誌のインタビューに応じた意図は何だったのだろうか。事務所に質問をぶつけてみたが、5月14日19時半現在、回答は得られていない。