「あれは稽古場での事故です」
「24年大相撲でやってきて、何度も怪我を繰り返し、相撲を探究し、身体についていろんな方面から勉強して、間違いなく思うのは、怪我は、その99%が自分の身体の使い方の間違い、未熟さによるものである、ということである。(中略)相手のせいではないのである。怪我をした豊ノ島関本人からもそんなことは一言も言っていないと思うし、相撲センス抜群の力士だから、この怪我が更に自分を高めるチャンスとなるであろうことを期待する」
J-CASTニュースはこの発言の真意を確かめるべく高砂部屋に取材を申し込んだが、「(親方は)不在です。(いつ戻ってくるのかは)わからないです」と親方と直接話すことはかなわなかった。 一方の豊ノ島だが2007年5月2日にブログを更新し
「テレビや新聞でいろいろ報道されてますが、あれは稽古場での事故です。たまたま稽古相手が横綱だっただけです。今は体を動かせないので、太り過ぎないように体調管理したいと思います」
と述べ、こちらはきわめて冷静な対応を見せている。そんな豊ノ島のブログには、「潔良さに惚れ直しました」「『品性』、『品格』と言うことを思い出させてくれた今回の事故でした」といったコメントが相次ぎ、夏場所復帰を報告したエントリーを含めると250件以上の激励のコメントが寄せられている。
07年5月13日、5月場所の結びの一番で朝青龍と豊ノ島が対戦する。