「禁煙運動始めたのはヒトラー」 中日新聞コラムに意外な激励

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「筆を折るな」「よく言った」というメッセージが増える

   中日新聞社によると、5月9日までに約40通ほどの抗議などの問い合わせが寄せられたという。また、「ナチスといった言葉に不快感を感じた方が多かったようだ」としており、禁煙と「独裁者」を関連付けたことについて、反発を覚えた人も多いようだ。
   07年5月10日付の読売新聞によれば、小出氏はこうした批判を受けて、

「禁煙者と喫煙者の共存のために多様な選択肢が必要だということを書いたつもりだが、配慮を欠いた部分もあった。文章を訂正する必要はないと考えているが、今後、反省すべき点は反省したい」

と述べているという。J-CASTニュースは同社に小出氏の見解を改めて聞こうとしたが、担当者からは「読売の記事にある通りだと申しておりました」という返答が寄せられた。

   ちなみに、読売新聞が中日新聞社に抗議が相次いでいると報じたことから、5月10日一日だけで全国から電話やメールで36件の問い合わせが寄せられた。しかし、今度は「批判が圧倒的だった」状況がちょっと変わってきているようだ。同社は、36件中「抗議」は20件で、残る16件は「筆を折るな」「よく言った」というような「激励」のメッセージだったと言っている。「少数民族」といわれる「スー族」の支持者もなかにはいるようなのだ。

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