首相の悪口を書いたリンクだって「有罪」
「リンクで『ほう助』に問われるとなると、児童ポルノだけでなく、名誉毀損についても影響を与えることになる。例えば、首相の悪口を書いたサイトへのリンクを張っているだけでも名誉毀損を問われるわけで、書いた人が有罪になるだけでなく、(リンクを張って)まとめた人も有罪になる可能性がある。こうなると範囲が広がりすぎる」
当然のことながら、様々なサイトへのリンクを表示する検索エンジンも非常に危険な立場に置かれることになりそうだ。J-CASTニュースが「エロは国境を越える! わいせつ画像検索すごい百度」で既報の通り、わいせつ画像が検索エンジンで簡単に検索できるため、これらの検索エンジンが、今回の事件を発端として、起訴されるまでいたるケースが起こらないとはいえない。「当然、その可能性もある」と紀藤弁護士も指摘している。