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市民から「体罰容認」「セクハラ発言」の声があがる

   だが、9月末には、市民から「体罰容認」「セクハラ発言」などの声があがるようになり、女性議員6人と市民団体「久留米女性会議(06年に解散)」が、相次いでこの問題を問題視。市議会議長に対して、しかるべき対応をとるように求める要望書を提出した。

   これを受けて、市議会議長は糸井容疑者に2度注意し、「十分に気をつけたい」などと応じたという。05年12月には「議会全体の品位を保ち、信頼回復に努める」とする回答書を「女性会議」に送付。騒動は集結した。

   再選を目指して選挙活動をする中で逮捕された糸井容疑者だが、あえなく落選している。「セクハラ発言」を非難していた「女性会議」の関係者は、こんな感想を漏らしていた。

「久留米市民は、きっと当時のことを頭の隅に置いていたのだと思います。さすがだ、と思いました」

   同容疑者、教員生活の最後の年には「校長室から」というタイトルで地元紙に連載を持ち、退職後の95年には「県教育文化功労者」として表彰もされるほどの、いわば「地元の名士」だった。

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