漫画愛好家の漫画を描く能力をプロの目で客観的に評価する「第1回漫画能力検定」が2007年6月17日に開催されることになった。主催はJAGAT漫画能力検定実行委員会。設定したキャラクター、たとえば髪の長い女の子といったテーマに沿って描いてもらい、その作品を漫画家や大学や専門学校等の講師が評価する。キャラクターやストーリー、技法について、それぞれ1級から3級のランク付けをする。
初心者や同人誌で描いている人には3級、2級、コミックマーケットに作品を持ち込むような人は1級レベルを想定している。同実行委員会は「主婦からの問い合わせもあり、漫画を描くことに興味をもっている人は多い」と、反響の大きさに驚いている。将来は漫画家のアシスタントレベルの検定も考えている。
なお、「漫画能力検定」のホームページには試験要項とともに例題が公開されている。申込期間は5月25日で、試験会場はお茶ノ水女子大学(東京会場)と東大阪大学(大阪会場)。
漫画を描く能力を試す「漫検」実施へ
2007.04.24 16:45
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