新聞では「退職後」を扱ったものが多い
「2ちゃんねる検索」も1件だけ「仮想空間」以外の内容があった。しかし、これは「退職後」ではなく、「首都圏から近く」の「田舎暮らし」をしたい若いとみられる人たちが参加するものだった。引っ越して第2の人生を、という訳なのだろう。
おおまかな印象としてはネットの世界では、「仮想空間」の方が主流と言えるだろうか。新聞はどうか。2007年4月16日、朝日新聞朝刊(東京最終版)は1面のトップ記事扱いで「セカンドライフ」を大きく報じた。仮想空間の描写や参加企業の狙いなどを記事にしている。最近の新聞(朝日、毎日、読売)の見出しで探してみると、「『したいこと整理できた』セカンドライフ塾、70人修了」、「輝け!セカンドライフ 定年後の一歩、何したい?」など「退職後」を扱ったものが多い。「自動車各社、仮想乗車で車PR」など「仮想空間」を扱ったものは散見される程度だ。まだまだ「退職後」が主流なのだろうか。