女優の鈴木京香さんを「自分の愛人だ」と公言している大物財界人がいる、と週刊文春が報じた。もちろん、両当事者とも全否定している。ただ、時々食事をしたりする「タニマチ」的関係ではあるらしく、ドラマ『華麗なる一族』では大林組が撮影協力した、などという話も、もっともらしく伝えられている。
『華麗なる一族』では、大林組が撮影協力
大林組は「華麗なる一族」に協力した?
「週刊文春」2007年4月19日号によると、その大物財界人は東京西麻布の個人ギャラリーでプライベートパーティーを開き、こう話すのだという。
「その宴席で会長は『鈴木京香が愛人なんだ』という話をしていた。何人かがその話を聞いています」そして、
「(京香さんが出演した)ドラマ『華麗なる一族』でも、大林組が撮影協力をしていて、会長は『京香に頼まれて協力したんだ』、と話していたそうです」
などの証言を載せている。もっとも、大林の広報はTBSとの関係で協力した、としている。
この大物財界人とは、大手ゼネコン「大林組」の大林剛郎会長(52)なのだという。大林会長は創業一族の四代目で、慶応大学卒業後、スタンフォード大大学院終了。03年に49歳の若さで同社の会長に就任した。関西経済界で大林一族といえば誰もが一目置く存在だそうで、同誌によれば、「『華麗なる一族』顔負けのサラブレッド」とのことだ。
にわかには信じがたい話、ホントなのか。J-CASTニュースが鈴木さんの所属事務所コムスシフトに取材すると、
「(愛人関係は)根も葉もない話。こちらが話したことがちゃんと(週刊文春に)載ってるはず、ないじゃないですか。おたく(J-CASTニュース)だってそうでしょ!?」
と反撃されてしまった。
「年に2回、食事をする仲です」
今度は、大林組広報に聞いてみる。こちらは、文春に掲載された会長のコメント部分について、
「書いてある通りだと思います。会長が連絡を取ったものを、そのまま出していると思われます」
と答えた。それは、大林会長が文春記者と携帯電話で話したとされるもので、こう書かれている。
「確かに鈴木京香さんとは面識がある。年に2回、食事をする仲です。家内も一緒です。特別な関係はありませんし、そういったニュアンスのことは言ったことがありません」