東国原知事VS記者団 激烈バトルの一部始終

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「政治に対する最大の敵は無関心」

   確かに、東京で発行されている5大紙のうち3紙がこの話題を社会面で取り上げているが、いずれも、知事が会見の必要性に疑問を呈したことを報じるもので、会見の内容に踏み込んだ記事を見つけることはできなかった。宮崎県庁のウェブサイトで公開されている会見の動画を確認してみると、確かに知事が「きちんと僕なりの見解を示した」と主張しているとおり、色々なことを言っている。宮崎県の選挙体質について聞かれると、

「政治に対する最大の敵は無関心。これまでは有権者から『(選挙では)誰を選べばよかと?』との声が上がっていた」

と持論を展開したり、元自民党県連会長が公選法違反容疑で逮捕され、県議選で初当選した長男が公に姿を見せていないことについては

「何故堂々と出てこないのか、とは思う。連座制とかいう前に、ちゃんと説明すべき。定例記者会見じゃないですけど、そういう(不祥事の)時には率先して説明しないといけない」

とコメントしたほか、高速道路の建設について

「産業が増えないと物流は増えない。産業を発展させた結果高速も通る、というのが正しい時系列ではないか」

と述べるなど、話題は多岐にわたる。これらもちゃんと記事にして欲しい、ということのようだ。

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