西武球団との裏金問題と、野球部員への学費免除などの奨学制度が存在したことがわかった専大北上高(岩手)は2007年4月16日、日本高校野球連盟に解散届けを提出し、受理された。今後は野球同好会として活動するが、早期に正式な野球部として再出発して高野連への加盟を目指す。しかし、高野連は今回の不祥事で除名処分を検討していたことから、この解散を「除名逃れ」と指摘する声も出ている。除名になれば再び加盟はできないためだ。
新野球部を作っての再加盟が「今年5月にも」と報道されていることについて、高野連はJ-CASTニュースの取材に対し、「うちの発表ではないし、前例がないことだからわからない」と答えた。また、4月18日に日本高野連審議委員会が開かれるが、「既に無くなっている野球部への処分はできないが、監督や部長といった関係者への何らかの処置はありえる」と話している。
専大北上高校野球部が解散
2007.04.17 15:56
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