週刊現代 NHK「捏造」で再反論

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2007年4月16日発売の「週刊現代」(4月28日号)は、NHKが4月11日に放送した「ためしてガッテン」の捏造否定検証番組などに対し、「本誌への反論でも捏造/専門家医師も呆れるお粗末な言い訳」と再反論の記事を掲載した。
発端は、NHKが06年4月5日に放送した「ためしてガッテン・常識大逆転!体脂肪の新改善術」について、「週刊現代」(07年4月9日発売)が、番組で紹介された被験者データが捏造されたと報じたこと。血中のアディポネクチンという物質の濃度を、番組では4人中3人の数値が「変化なし」としたが、「数値は低下していた」として捏造だと指摘した。これに対してNHKは、4月11日の短い検証番組で、「(低下はしたが)誤差の範囲内で、説明は問題ない」と反論し、ホームページで抗議文を掲載した。
「週刊現代」の再反論はNHK検証番組について、「言い訳になっておらず、誤差と断った上で具体的数値を伝えるべきだ」とする学者のコメントを載せるなどしている。さらに、NHKホームページ上の反論が、「週刊現代」の取材対象者にNHK側が話を聞いたとして「2人は『なぜあのような記事になったのか分からない』と話しています」と書いている点を新たな捏造としている。「週刊現代」がこの2人に「NHKから(「週刊現代」の)記事掲載後に接触があったのか」を改めて聞くと、「そんな事実はない」と答えたとして、「ありもしない2人のコメントを捏造してまで抗議文を作成したことになる」と批判している。

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