友人の買い物をまけてあげる、なんてケースもある
防犯カメラの主目的「アルバイト監視」説は本当なのだろうか。
いくつかの防犯カメラ専門店に、カメラ設置の使途について聞くと、
「もちろん、強盗や万引き目的の客を監視し威嚇する目的もあるが、メインの目的は『アルバイトの監視』でしょう」
と、明かした。
コンビニでは、深夜を中心にアルバイト以外誰もいなくなる時間帯がある。アルバイトがレジから現金を盗んだり、友人の買い物をまけてあげたりすることが実際に起きているので、店側は死角ができないよう、念入りに防犯カメラを設置し、「アルバイトの監視」をするというわけらしい。
大手コンビニ本社の広報に「防犯カメラ設置の目的」をたずねると、第一に「防犯」、それ以上は答えられない「社外秘」としたが、一方で、
「店舗の経営者判断で、防犯カメラを二次的な目的で使用することもあるのではないか」
といい、「アルバイト監視」にも一役買っていることを暗に匂わせた。