光学メーカー・HOYAとの合併計画が暗礁に乗り上げているカメラ大手のペンタックスは2007年4月10日の臨時取締役会で、HOYAとの合併に慎重な立場をとってきた綿貫宜司・取締役上級執行役員の社長昇格を正式に決めた。合併推進派だった浦野文雄・前社長と森勝雄専務は取締役にとどまる。
ペンタックスはHOYAとの合併については白紙撤回するものの、経営統合を引き続き検討する方針をHOYA側に文書で伝えた。4月10日付のYOMIURI ONLINEは、これにより「HOYAが敵対的TOBに踏み切る可能性は低くなった」と報じている。
ペンタックス、HOYAとの経営統合は継続協議に
2007.04.10 17:45
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