「大胆不敵に見えるが、実際に会ってみるとおとなしい」
平田被告と手紙のやりとりをした『創』編集長の篠田博之編集長は、J-CASTニュースに対し次のように語る。
「今回の事件はブログというのがキーワードになっています。(ブログで)犯行を誇示して大胆不敵に見えるが、実際に会ってみるとおとなしい、というケースはよくあります。実際、彼女の場合もネットで大胆なことをした印象とは対照的におとなしい感じです。芸能志向があったといいますが、実際はそういった印象の子ではないんですよ。彼女はいじめの経験もあり、小・中学校と不登校だったこともあり、どこかで、なんとかそこから抜け出したいといった願望があったのではないでしょうか」
と語る。さらに、今回の事件を次のように評している。
「逃げ出したい、居場所がない、そういった感情があったのではないか。引きこもりやリストカットというのは、現代の女の子には結構あることです。今回の事件は、そのような女の子の姿を、異様なかたちであるが、一段面的に凝縮したものではないでしょうか」
『創』は次号でも「くまぇり」についての記事を掲載し、「いじめの話などを踏まえて、この事件の原因が何だったのかを究明したい」(篠田編集長)としている。