携帯電話以外にも受信端末が続々登場
携帯電話以外にも、多彩な受信端末が続々と登場している。人気を呼んでいるのは、手持ちのパソコンに装着するだけで、ワンセグが楽しめるPC専用の外付けチューナー(価格1万円前後)だ。東芝は06年7月から携帯音楽プレーヤー「ギガビート」で、シャープは06年11月に電子辞書「パピルス」で、それぞれ対応モデルを発売。ギガビートは予想の1.5倍の売れ行きという。ソニーは07年4月に、2.8型の液晶画面でワンセグを視聴できる携帯ラジオ「XDV-100」(店頭想定価格4万円)を発売する。
携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を大ヒットさせた任天堂も、DS専用の外付けチューナーの発売を計画している。ワンセグの普及はテレビの視聴方法を劇的に変え、いつでもどこでも手軽にテレビを楽しめる時代が、本格的に到来しようとしている。