ガイドブックじゃ物足りない 沖縄で人気「地域ブログ」って?

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   沖縄に関するブログのポータル(入口)サイト「てぃーだブログ」が人気だ。地元ブロガーによって沖縄のレア情報が発信されているサイトの中で、最もアクセス数が多い。人気の理由は何なのか。

「沖永良部の日曜日の過ごし方」が分かる

サイト名の「てぃーだ」とは沖縄の方言で「太陽」という意味だという
サイト名の「てぃーだ」とは沖縄の方言で「太陽」という意味だという

   「てぃーだブログ」には、約1万3500人のブロガー(07年2月19日時点)が登録され、内容ごとに約30のジャンルに分類されている。

   たとえば「旅行」ジャンル。地元の旅行会社が書き込んでいる07年3月27日のブログを見ると、「沖永良部の日曜日の過ごし方」として、南西諸島の地元民ならではの目線で、情報がアップされている。

   「午前中は、海でシュノーケル。『珊瑚守り隊』というオニヒトデ退治のボランティアグループに参加してきました。沖永良部の珊瑚を守るため、毎回十数名の方が参加します。オニヒトデを探しながら、クマノミ・ハコフグ・たくさんの熱帯魚に出会えます。来月には、海開きが行われます。そろそろ沖永良部の夏がやってきます」

   「海に入って小腹がすいたので、皆川にある『manmagotto』へティータイム、イタリアンのお店ですが、島の食材を使っていて気軽に入れるお店です。今日はティラミスとコーヒー頂きました」

   さらに「グルメ」ジャンルで地元民による「沖縄居酒屋情報」を見たり、「その他」ジャンルで沖縄のサラリーマンの日常を垣間見たり、といった具合に、沖縄の「今」の情報が、次から次へと発信されている。

   このサイト全体の月間PVは1500万(07年1月)で、県内ウェブサイトの中で最大のPVだという。「てぃーだブログ」を運営するシーポイント社沖縄支社は、

「沖縄の『レア』な情報に触れたい人が多い。既存のガイドブックや沖縄に関する本では決して載ることがなかった情報が、大量にアップされていることが魅力の一つ」

   とJ-CASTニュースに話した。地元民による沖縄の食堂を集めたブログや、情報誌に載らないような隠れた名品などを紹介するブログが人気を集めているという。

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