「オタク文化」世界に君臨 「萌え」知らないと恥をかく

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

ブラジル人が『聖闘士星矢』について熱く語る

   「フランスでは」のくだりには違和感を覚える人もいるだろうが、確かにフランスでも「Otaku」は一つの社会現象として捉えられているようだ。さらに、3月10日付の同紙は、アニメのキャラクターのオブジェの制作で有名な芸術家・村上隆氏の作品展に触れ、「サブカルチャーであるOtakuを和らげた」と評している。

   フランスに留学している日本人学生は次のように話す。

「メトロ(地下鉄)のなかでクラスメイトのブラジル人が『聖闘士星矢』について熱く語っていた。ブラジルでも放送されていたみたいだけど、日本人の私だって知らないのに…」

   記者も、イギリスで出会った韓国人の少年に「ドジダンピョン(日本の漫画の『炎の闘球児 ドッジ弾平』のこと)知ってる?」と尋ねられたことがある。

   オーストラリアのメディア・オーストラリアンも3月10日に次のように報じている。

   「MANGAは一つのムーブメントだ。無頓着にポピュラー文化を受け入れている人でも、日本の漫画の影響と、それと並行する兄弟分のアニメの映画や、コンピューターゲーム、ファッションや化粧品に気づくだろう」

1 2
姉妹サイト