「11月20日から休んでない」東国原知事 ついに倒れる 復帰は未定

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   東国原英夫・宮崎県知事は2007年3月28日夜、体調不良を訴えて宮崎市内の病院に入院した。39.1度の高熱が出て、29日朝になってインフルエンザと診断された。「体の節々が痛い」と訴えているという。06年末から休み無しで働き続けてきた東国原知事だが、ついにダウンしてしまった。

知事は「11月から休みがない」と話していた
知事は「11月から休みがない」と話していた

   東国原知事は1月23日の就任以来、公務がなかったのは3月4日だけで、その日も、テレビ出演などをこなしており、休み無しで働き通しの状態だった。

   知事の日記は、3月26日に更新されたのが最後だが、そこでも、多忙ぶりを嘆いている。

「今日も相変わらず、分単位のスケジュール。各種式典挨拶、会議、庁議、各種表敬、定例記者会見、各種陳情、レクチュァー、取材・・・・・・・・ 今日は、これから、今度出版する本の最終ゲラチェックである。眠れない日々はまだまだ続く。」

代行できるものは副知事が代行

   3月14日、東京・有楽町の外国特派員協会で講演した際には、選挙戦の時期から通算すると06年11月から「休み無し」の状態だったことを明かし、こうこぼしていた。

「11月の20日から1日も休んでおりません。12月はもう選挙態勢に入りまして、1月4日に告示で選挙戦に入りまして、21日が投開票日で22日にはもう就任式だったものですから、そこから、すぐ鳥インフルエンザが発生し、就任の挨拶やら何だかんだで…。議会もありました。忘れておりました(会場に笑い)」

   宮崎県秘書政策課によると、復帰の予定は未定で、「代行できるものは副知事が代行し、無理なものは延期してもらう」としている。

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