浅野氏、まだ退路は断ってない? 特派員協会で会見

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「まだ大学の先生は辞めてない」と浅野氏
「まだ大学の先生は辞めてない」と浅野氏

   東京都知事選に出馬表明している浅野史郎・前宮城県知事は2007年3月19日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開き、「(都知事選という)ショーを楽しんで」などと外国人記者団に語りかけた。

   留学と大使館勤務で約5年間の米国滞在経験がある浅野氏は、約20分間にわたって英語でスピーチ。浅野氏が出馬を決意するまでの経緯や都知事選に向けた公約などを説明した。「政治をあきらめてはいけない」などと訴え、「今まさに始まろうとしているショーを楽しんで」としめくくった。
   会見後の参加者との名刺交換の場では、「もう使いものにならないですが……」と断りながら、「慶應義塾大学総合政策学部教授」という肩書きの名刺を配っていた。

「慶應に退職届は出したんですか」

というJ-CASTニュース記者の問いに対しては、

「いえ。辞めてないです。今でも現職です。ダメなら(大学に)戻ります。出来るだけ戻りたくはないですけれど……」

と答え、都知事選の結果によっては教壇に戻る可能性を示唆した。いわば、「退路は断っていない」格好だ。

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