メディアや大学まで登場している
そして、なんとセカンドライフ内のメディアや大学まで登場している。
テキサス州大はセカンドライフ内にキャンパスを設立。デンマークの南デンマーク大も巨大な「図書館」を築き、様々なネット上のサイトへのアクセスを可能にしている。ハーバード大は実物そっくりのキャンパスを設け、授業を動画で公開しているという。セカンドライフ内で学位を取得する、なんてことも将来的に可能になるかもしれない。
さらに、ロイター通信やCNET(シーネット)ネットワークスなどなどのメディアも次々に支局を設立。動画を配信したり自社サイトへのリンクを貼るなどしている。なかには、「セカンドライフヘラルド」と名乗るメディア(?)まで登場し、
「セカンドライフはセックスのため(Second Life is All About Sex)」「(セカンドライフのデザイナー)Simoneのアカウントがハッキング」
など、事件やゴシップネタ、セカンドライフ内で使うテクニックなどを紹介している。
しかし、セカンドライフ内での使用言語は基本的に英語。物を作ったり、土地の売買もすべて英語だ。日本人にとっては、これは何よりも大きな障害のようで、あるアバターは
「英語が苦手だから、外国人に話しかけられると逃げます(笑)」「英語ができないから何やっていいのかわからない」
とも語る。