「永久追放ではないが、無期限出場停止に変わりはない」
さらに、失格処分となった選手(反則行為の累積と悪質な反則の場合)は、6ヶ月以上の出場停止処分とするという規定も設けられた。つまり、これを当てはめれば、デイリーがいうとおり秋山選手は、「無効試合」の判断から一転「敗者」になり、出場停止処分も07年7月以降になる、というわけだ。
しかし、この改定されたルールは07年3月12日に開催されたHERO’Sから適用されるもので、デイリーが勝手に新ルールを「秋山問題」に適用してしまったというのが真相らしい。これには、FEG側も「心外です」と憤りを隠さない。
また、秋山選手の今後については、「永久追放ではない」としながらも、「あれだけのことをしたのだから、無期限出場停止処分ということに変わりはない」とし、現段階でHERO’S等の出場は想定していないことを改めて強調した。