「内部」で思惑が交錯、再開の行方は?
「山岸 大勝軒」HPには、創業の詳細や古い写真などがアップされていて、東池袋「大勝軒」の歩んできた道や、店のこだわりがわかるようになっている。
「大勝軒」には直営店やフランチャイズの区別はなく、山岸社長から味を受け継いだ店はみな「大勝軒」と名乗っており、その数100軒ほど。ただ、この中で、「東池袋」「南池袋」「滝野川」3店舗だけがHPに載っている。
「閉店」通知の意味や、3店舗のみが紹介されていることについて、J-CASTニュースは複数の関係者に話を聞いた。すると、HPの制作は「滝野川店」と「南池袋店」が独自に行い、東池袋店閉店後に再開を匂わす文言も、この「滝野川店+南池袋店」によるものだということがわかった。しかも、実際に「滝野川店+南池袋店」は東池袋店の再開を進めているという話をするスタッフもいた。
一方本店である「東池袋店」には、独自に再興を進めたいという思いもあるという話もあり、「東池袋店」と「滝野川店+南池袋店」の間はどうもしっくりいっていないようで、真相は「藪の中」だ。