「メイド喫茶」も新トレンドとして楽しむ
TIJのHPには、こんな記述もある。
「秋葉原駅電気街口を出ると、街の『驚くべき雰囲気』に気づく」
「かわいらしいメイド服をまとった少女が、『メイド喫茶』のチラシを配っている姿を見るかもしれない」
そして動画で、「秋葉原の新しい発見」として「メイド喫茶」が映し出され、
「秋葉原で最近ポピュラーなカフェ」
として紹介している。ここでは、アニメが街に飛び出しているというわけだ。
2年前にニューヨークタイムズが「秋葉原で話題のカフェ」として「メイド喫茶」を取り上げ、最近ではパリに「メイド喫茶」がオープンしたと07年3月3日付けの産経新聞が報じた。この記事は、言葉の問題があるので外国人が「癒やし」の気分を得るのはやや難しいとしながらも、「メイド喫茶」が外国の地で流行する可能性はあるとしている。
J-CASTニュースが国交省総合政策局国際観光課に「外国人」と「秋葉原」、「メイド喫茶」についてたずねると、
「彼らは『秋葉原』のポップカルチャーを日本の新しいトレンドとして楽しんでいる」
と言い、
「Akihabara」や「anime」に興味を持っている外国人が、ネットで検索している最中に「メイド喫茶」に行き着き、多くの人が興味を持つのだろう、と話した。
「人力検索サービス」を運営する「はてな」が、web上でキーワード解説を行っている「はてなダイアリーキーワード」では、「メイド喫茶」をこう解説している。
「『メイド喫茶』が新たなる日本文化の代名詞として世界で認知されるのも、もはや時間の問題か」