販売急落DVDレコーダー 本当に「必要なの」?

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フラッシュメモリーで録画を持ち歩く時代が来る?

   内閣府調査によるとDVDレコーダーの世帯普及率は06年3月末現在で約40%。東芝松下などの家電メーカーは「売れ行き不振」についてJ-CASTニュースに対しこう反論した。

「ここ3年で40%というのは、ビデオデッキに比べ著しく早い普及率。伸びが止まっているのは次世代にシフトする段階だから。今後ハイビジョンが当たり前になるが、ビデオデッキでは録画できないし、録画番組をずっとハードディスクに置いておくわけにもいかない。DVDレコーダーが家庭の必需品になるのは間違いない」

   ビデオデッキの普及率の過去最高は04年の82%。だから、DVDレコーダーの40%という数字で見ると、まだまだ成長する可能性は大きい。だだ、こんな意見もある。

   電子情報技術産業協会はJ-CASTニュースの取材に対し、DVDレコーダーはまだまだ売れていくだろうとした上で、

「今後は(DVDは必要ない)ハードディスクのみでいいというユーザーが増えたり、映画のオンデマンド放送が普及したり、DVDではなく大容量のフラッシュメモリーで録画番組を持ち歩いたりすることになるだろうと思います。だからビデオのように82%の普及というのは難しいでしょう」

   DVDレコーダーもライバルが多く、前途多難なようだ。

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