社民党も浅野氏の支援を表明
「プロ市民」とは、刺激的な表現だが、確かに、同会のブログに掲載されている「呼びかけ人」や「賛同人」の名簿を見ると、「活動家」「運動家」といった風の人が意外に多い。肩書きを見ても、単純な「市民派」ではなく、社民党の応援団といってもおかしくないほどだ。
メンバーの肩書きをざっと並べてみると、それがよく分かる。
「うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会」
「平和への結集をめざす市民の風代表呼びかけ人」
「草の実九条の会」
「子どもの命と世界平和を守る会会長」
「全国フェミニスト議員連盟世話人かつ都民」
「戦争への道を許さない女たちの会・世話人」
「『日の丸・君が代』不当解雇撤回を求める被解雇者の会」
「憲法を愛する女性ネット世話人・予備校講師」
市民団体と民主党が浅野氏にラブコールを送り続けてきたのはすでに有名だが、当の社民党も浅野氏の支援を表明している。同党の福島瑞穂党首が3月7日の記者会見で明らかにしたもので、すでに推薦候補を決めている共産党に対しても
「「共産党もできれば石原都政を倒すために力を合わせていただきたい」
と、呼びかけた。
ちなみに、「浅野さんのハートに火をつける会」は、浅野氏の立候補表明を受けて、名前を「都民のハートに火をつける会」に改め、3月9日には、東京・中野で浅野氏を迎えて「浅野さんと都民が東京を語る会」なるものが開催されるという。