不特定多数の人に紹介メールを送りつける
ただ、こうした成長戦略の一方で、それに伴う問題が生じているのも事実だ。 利用者が「モバG」欲しさに、様々なサイトにリンクを貼り付けて入会を煽ったり、不特定多数の人に紹介メールを送りつけるという問題だ。あるブログで次のように書いている人もいる。
「無料ゲームサイト[モバゲータウン]って、おもしろいよ!登録してみてね~http://mbga.jp/AFmb●●●●↑だいたいこんな文章で、アチコチの掲示板を組織的に荒らし周ってる人が後をたちません。うちの掲示板も被害にあってます」
こうした事態についてDeNA広報は、J-CASTニュースの取材に対し、
「ご指摘いただいた行為については把握しており、サイト内でユーザに向けて注意喚起を行っております。また、違反が確認できた場合は随時警告およびペナルティ等を行っています」
と説明している。こうした問題が生じたことを受け、SNSに詳しい野村総合研究所の山崎秀夫さんは、次のように指摘する。
「ファシリテーション(運営者の管理や広報体制)の意識の面では、現在ではミクシィと同じように思える。携帯SNSはまだ過渡期で未成熟な面がある。ファシリテーションにこれから力を入れるべきだと思います」