石原都知事の「言葉の品格」 「卑怯で下賤だ」など不規則発言

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   東京都石原慎太郎知事が都議会予算特別委員会で不規則発言を繰り返し、「お咎め」を受けることになった。2007年2月26日付のZAKZAKによると、都議会予算特別委員会は同日午前の理事会で、石原知事の不規則発言に対して、発言を慎むよう注意することを決めた。近く川井しげお委員長が石原知事に通告するという。

   問題となったのは2月22日に民主党の田中良幹事長が、業績の悪化が懸念されている新銀行東京について石原知事の責任問題を追及していたところ、石原知事は指名されていないのに「バカな質問をするな」と一喝。いったん取り消したが、小声で「バカな」などとぶつぶつ繰り返し、「卑怯で下賤だ」などと発言したとされる。
    東京都議会は、速記録があがってきていないので正確ではないとしながらも、「答弁者でないときに発言があったことは間違いありません。委員長が、『都議会の品格を守り、節度ある態度を』とたしなめたところ、その後はそんなにひどい発言はなかったようです」(都議会の関係者)と話している。

イライラが募っているようで…

石原知事、都議会で不規則発言連発
石原知事、都議会で不規則発言連発

   ところが、石原都知事はまったく懲りていなかった。三宅島の一般道路でのオートバイレースの開催について質問があった2月23日、都議会に提出された報告書で、テスト走行に参加したプロレーサーから「絶対にやめるべき」と”ダメ出し”されたことに対してキレて、こうヤジった。「反対ばっかしないで、お前もコースを見てこい!」と。

   4月の都知事選の3選を目指している石原知事。四男問題で批判が高まり、三宅島の公道レースや新銀行東京の問題では、どうも自らの発案がうまくいかず、ご立腹のようす。なかなかイメージアップとはいかない。J-CASTニュースが「イライラが募ったのでしょうか」と質問したところ、前出の議会関係者は「そうですね。たしかに、そういった雰囲気は…」と言葉を濁した。

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