県政を議論するのは「税金の無駄遣い」??
21日の議会で、代表質問に対する知事の答弁が長くなり、「税金の無駄遣い」と指摘した議員がいたことに対し、
「これに至っては、まったく意味がわからない」
と知事はブログで語調を強め、大切な県政のことには何時間議論してもいいだろうと主張した。
宮崎県議会では、議会の進行をスムーズにするため、代表・一般とも質問者には制限時間が設けられている。だが、執行部(知事)の答弁について同議事課にたずねると、
「質問者と『概ね同じくらい』の時間を想定していますが、制限はありません」
という。
知事の答弁を「長い」と言った議会運営委員会や、「税金の無駄遣い」と指摘した議員、さらに居眠りを続ける議員は「慣例」を示しただけなのだろうが、知事にとっては「驚き」の連続だったようだ。