06年の広告費、ネットが3割増で雑誌に肉薄

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テレビ広告費や新聞・雑誌広告費が伸び悩むなかで、2006年のインターネット広告費が3,630億円と前年を29.3%も上回って、雑誌広告の3,887億円に肉薄したことが、07年2月20日に電通が発表した「2006年日本の広告費」でわかった。
06年の日本の総広告費は5兆9,954億円(前年比0.6%増)だった。媒体別にみると、テレビは2兆161億円(同1.2%減)、新聞が9,986億円(同3.8%減)、雑誌が3,887億円(同1.5%減)。増加したのはインターネットの他、SP広告費2兆2億円(0.9%増)、衛星メディア関連544億円(11.7%増)だった。電通はネット広告費増加の原因として、YouTubeなどの動画視聴の流れが加速したことをあげている。
広告費全体のクライアント別では、液晶やプラズマテレビなどの家電やゲーム機・ゲームソフト、セキュリティサービスなどで増加したが、不祥事の影響から消費者金融や保険が大きく減少したほか、通信販売や化粧品、自動車とその関連品などで減少した。

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