自民党衆議院議員の杉村太蔵氏が自らのブログで、国民からの意見や感想を24時間受け付けるメールアドレスを公開している。ブログを見て、「携帯メールじゃ、殺到するだろうに大丈夫なのか」との声がでている。
2007年2月16日の「“予算”委員会!?」と題するブログで杉村議員は、予算委員会の審議のようすにふれ、「予算審議なのに不思議と数字の話が出てこない。出てくる話は予算審議とは関係なさそうなものが目立ちます」と、本来の国民生活に直結するような予算の審議には、ほど遠い話に終始していると伝えている。スキャンダルや誤解を招いた発言の追及について議員は国会に『その他の委員会』をつくって、そこで話せばいいと提案している。
「相当数の苦情が寄せられそうだなと実感」
タイゾー議員、ブログで強気コメント
このことを報じた2月18日付のアメーバニュースのコメントには、
「携帯メールじゃあ大変。PCメールくらいにすればよかったのに」
「メールが殺到して対処できないのでは」
と、杉村議員を心配?する声が寄せられている半面、「長文の書けない携帯メールで意見を聞いたからってどうなるの?相変わらず何がやりたいのか、わかりませんね」と、冷めた記述もある。
ある個人のブログでは、杉村議員に実際にメールで質問したとし、1時間後に返信メールが届き、「まさか来るとは思わなかった。がんばれ、タイゾー!」と、想定外の返事に好感度アップにつながっているもよう。
杉村議員は、19日には再び自らのブログで、「ご意見をお寄せいただき、感謝しています。『予算委員会のあり方に関する検討会』を立ち上げたら、多くの国民の皆様から相当数の苦情が寄せられそうだなと実感した次第であります」とし、「国会改革こそ今なすべき重要な改革テーマ」と超強気にコメントしている。