広告業界に激震!! セカンドライフに支社設立ラッシュ

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「仮想空間」内でアバターに取材できた!

   J-CASTニュースはセカンドライフにログインし、アドバゲーミング・セカンドライフ支社を訪問。受付にいた同社社員のアバター(ネット上の分身)CIMA Burtonさんに取材を申し込んだところ、快く引き受けてくれた。「立ち話もなんですので」と、広大な支社スペースの一角にある机で、一般ユーザーを一人交えて「仮想空間」内で取材を行った。
   Burtonさんによれば、セカンドラフでの取材は以前にもあったようだ。一般ユーザーにセカンドライフ内での活動の仕方をアドバイスしたり、国内外企業へのPRなどが主な目的で、オンライン上になるべく常駐するようにしているという。同社は、オンラインゲームユーザーが多数いるセカンドライフで、これまでのメインの事業ゲーム内広告やプロモーション展開の能力を発揮したいと考えているようだ。ただ、現状のセカンドライフでは、そして特に日本人の初心者にとっては、何をすべきか、あるいは何を楽しめるのかよく分からない、という点も多い。それについて、Burtonさんは次のように語る。

「何かしら目的を持てるようなゲーム的な要素を取り入れたりして、初心者のような方がきちんと遊べるような空間を作りたい。例えば、ある企業は『支社作りました、(バーチャルの)自社製品買えます』だけですよね。企業が物を作るなら物を使って何をやるか、まで考えて提案しようというのが弊社の方針です」

   まだまだ万人が長期間楽しめる空間にはなっていないのが、多くの日本人にとってのセカンドライフの現状。しかし、広告業界にとってはこれ以上ない大きな、そして新たなビジネスチャンスの到来と考えているのは間違いなさそうだ。Burtonさんは次のように語る。

「バーチャルのプロモーションの場ではこれ以上のものはないと思っています。無料参加のユーザーをLD(リンデンドル:セカンドライフ内の通貨)で雇ってティッシュ配らせるとか(笑)。例えばですが、そういうことができる空間って今までにありませんでした。もっと面白いことが考えられるかもしれないですよね」
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