「謝罪するいわれはない」と猛反発される
さらに14日のAFPは、この本の著者に全く謝罪の意志がないことを次のように報じている。
「AFP通信の電話取材に対し、ヒル氏は『私を威圧する企てには断固として応じないし、でたらめや私の本についての事実誤認についても応じる気はない』と答えた。また『私たちが謝罪するいわれはないし、また、謝罪の意を示すつもりもない』と明言。さらに、『雅子妃こそ謝罪を受けるに値する唯一の人物だ』と付け加え、今度はヒル氏の方が、皇居の儀礼を監督する宮内庁を、プリンセスの健康状態についての『責任』があるとして、告発(抗議)した」
また、ヒル氏は「ラジオオーストラリア」のインタビューにも2月15日に出演し、「宮内庁は雅子妃に対して跪いて謝罪すべき」とAFP通信へのコメントと同様の趣旨の発言をしたほか、「宮内庁は雅子妃を容赦なくいじめた。(宮内庁の)官僚たちは決して彼女を好きではなかった」と宮内庁を痛烈に批判。日本政府が求めるのとは全く逆の反応を示している。