ヨン様だけは健在だ
ただし、韓国の、アノ男だけは健在なことがわかっている。ヨン様だ。
朝鮮日報は06年11月29日に「やっぱりすごいヨン様の人気」という内容を掲載した。同日に行われた「韓流エキスポ in ASIA」開幕式で広報大使として出席したヨン様を見に、午前11時の時点で日本から2,000人のファンが集まったという内容で、歓声を上げ、涙ぐんだ日本女性のコメント「欠航の可能性があると聞き、涙が出た。未明から待ち、飛行機に乗って済州空港に到着した」を紹介。
そしてヨン様の06年の収入だが、所属事務所が07年1月25日に329億ウォン(約42億4000万円)だったと公表した。納税額は韓国芸能人トップの97億5,000万ウォン。収入の90%は日本での売り上げや日本企業との契約なのだという。しかも、06年は、出演するドラマや映画の公開はなかったにも関わらず、である。仮にヨン様が06年公開のドラマや映画に出ていたら現在の「韓流」の惨憺たる事態は起こってなかったかもしれない。つまり、「韓流」復活のカギを握っているのがヨン様で、実はこれまでの現象は、「韓流ブーム」ではなく、「ヨン様ブーム」だったのかもしれない。