関係者は「まだまだイケる」と意外に強気
これではもうブームが終わったというより「韓流離れ」に近い。しかし、日本のメディア関係者は「韓流ブームが終わったという感じではない」「まだまだ韓国モノはイケる」と意外に強気なのだ。
アミューズ広報はJ-CASTニュースの取材に対して、
「輸入した映画全てが当たるというものではない。韓国映画はハリウッド映画と同じ一つのチョイスとして日本で定着している。当社は来期も韓国映画、韓国舞台を日本で公開していく」と、まだまだ韓国モノはイケると考えているようだ。
NHKは03年の「冬のソナタ」以降、BS2で「韓国ドラマ枠」を設けていたが、07年4月からは、同時間帯で韓国ドラマではなく、中国のドラマを放送することを決めている。NHK番組広報は、
「韓国ドラマ枠を無くしたのではなく、次は中国のドラマを放送するということです。良い韓国ドラマがあれば、また放送します。地上波では引き続き、韓国ドラマを放送していくわけですから」
と、「韓流ブームは終わっていない」と言いたげに話した。
「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ広報は、
「レンタルでは韓流が定番ジャンルとして確立されていて、06年は『チャングムの誓い』などヒット作が出た」
と話している。