携帯情報大手インデックスの会長と美人前社長が結婚

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   携帯電話向け情報サービスを手がける、ジャスダック上場の「インデックス・ホールディングス」の会長と取締役が結婚、入籍した。同社がIRページで発表した。同社の創業者と前社長とが結ばれた「社内ビッグカップル」の誕生だが、会社役員の結婚をIRページで発表するのも異例だ。取材に対しても「発表の経緯を含めてノーコメント」と答えるなど、ガードは堅い。

   発端は、2007年2月13日、同社がIRページで発表した2行の文書だ。

「弊社代表取締役会長 落合正美と、同じく弊社取締役 小川善美が、2007年2月11日に入籍をいたしました。ここにご報告いたします」

妻は「上場企業で最も若い女性トップ」だった

わずか2行の発表文が波紋を呼んでいる
わずか2行の発表文が波紋を呼んでいる

   翌14日には、落合正美氏が関東財務局に大量保有報告書を提出、落合(旧姓小川)善美氏が、同社株式のみなし共同保有者になったことを明らかにしてもいる。株式の保有比率は、正美氏が18.7%で善美氏が7.68%。

   正美氏(47)と善美氏(41)は、ともに大手商社の日商岩井(現双日)出身で、正美氏が善美氏の上司を務めていた。95年に正美氏が独立して「インデックス」を作り、98年には善美氏も正美氏に誘われて入社。入社後、善美氏はiモード向けに恋占いを配信する「恋愛の神様」や、タカラ(現タカラトミー)の犬語翻訳機「バウリンガル」に携わり、ヒットさせた。01年に同社がジャスダックに上場後、02年末には、正美氏の後任として善美氏が社長に就任、「上場企業で最も若い女性トップ」と脚光を浴びた。加えて、「美形社長」としても話題を集めた。だが、善美氏は、06年12月1日に、海外事業不振の責任を取る形で社長の座を退いている。
   こう見ていくと、正美氏と善美氏が「ただならぬ関係」であることは伝わってくる。 そうは言っても、役員間でのこととはいえ、結婚というプライベートな事柄をIR情報という公の場所で発表するのは異例だ。

「ウェブサイトに掲載されていることがすべてです」

   J-CASTニュースでは、経緯について同社に取材を試みたが、IR室では、

「ウェブサイトに掲載されていることがすべてです。掲載の経緯など、それ以外についてはお答えできません」

   と話すのみだ。

   だが、IRのページで結婚の発表をするということは、市場関係者の目を意識しているのは間違いない。

   ヤフーの株式掲示板でも、一部では二人の結婚を祝福する声があるものの、

「会長と小川社長は以前から怪しい関係であると言われていたと思うよ。社員にどう思われる?」

   といった今回の結婚について冷ややかな見方が大勢だ。
   気になる株価だが、結婚を発表した2月13日から15日にかけて、終値は72,800円~73,000円で推移している。幸いにも「市場からブーイング」という事態は回避できたようだが、「ご祝儀相場」ということもなかったようだ。

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