一部報道などで自民党から参院選に出馬要請されるなどと報じられ注目を集めている歌手の郷ひろみ氏だが、事務所側は完全否定、親しい知人もその可能性を否定するなど、出馬の可能性は極めて低そうだ。
スポーツ報知は2007年2月12日、1面で次のように報じた。
「歌手の郷ひろみ氏(51)が、7月に行われる参院選で自民党の候補者として浮上していることが、12日までに分かった。複数の自民党関係者が明らかにした。」
「ある自民党関係者は『比例代表の候補者として名前が挙がっている』と断言。『郷氏であれば、自民党が弱いとされる30~50代の女性層を取り込むことができる。今回の参院選は争点がないとされるが、郷氏の出馬で自民党に注目を集めようという狙いがある』と話した」
各紙が「出馬へ」と報じる
自民党の郷ひろみ擁立はなさそう?
その後、他紙も「自民 郷ひろみにも出馬要請」(日刊ゲンダイ)などと報じたほか、13日の夕刊フジも「郷GOです 自民の目玉で急浮上」と題し、
「歌手の郷ひろみ(51)が夏の参院選の自民党候補に浮上していることが13日、分かった。自民党幹部が夕刊フジの取材に対して明らかにした。比例代表での出馬を要請する可能性がある」
と報じた。
しかし、郷ひろみの所属事務所バーニングプロダクションはJ-CASTニュースの取材に対し、
「(出馬要請の事実は)全くありません」
と答え、「事実無根」と完全否定。「なぜこんな噂が出たのか」との問いにも、「知りません(笑)」と答えた。